The scenery which is lost

懐かしい、これぞ田舎といえる風景と出逢った。

 

深くなった緑の中に、古くからの残る商店と母屋、

その奥にも建物が数棟あり構えの大きな家である。

カメラを向ける私を、

その家の猫たちが怪訝そうに窺っていて、

着かず離れずの距離を保つ。

 

「なんか、すごくいい」

こちらはこの出逢いを楽しんだが、

しかし、ちょっとお邪魔してしまったようだ

 

また、今度と思いつつも、

この店を頼りにしていた集落は空地が目立ち

一角に残っていた5、6軒の民家が、

かたまって空家となり草生している。

 

残して行く難しさを、周りの状況が伝えていた。

 

 

(2013.07.01 足寄町にて)